現代は亜鉛が不足する時代です。亜鉛は魚介・肉・海藻・野菜・豆・種実・玄米など多くの食材に含まれており、通常の食生活を送っていれば、まず不足することはないと言われております。
亜鉛欠乏の原因の多くは、胃腸障害などによる吸収障害ですが、アルコール多量摂取者では、排泄量が増える影響で亜鉛が不足しますし、現代では加工食品の中の添加物が亜鉛吸収阻害をすることで、低下する事例が増えております。
亜鉛が不足すると起こりうる症状は多く、特に近年増加しているモノが、亜鉛欠乏性味覚障害です。味覚障害の原因は、多くは心因性や薬剤性ですが、味覚を感じる細胞の集合体である「味蕾」の形成に亜鉛が必要であり、調べてみると、亜鉛欠乏が関与している場合があることがわかりました。
味覚の低下・変化を感じましたら、一度は亜鉛欠乏を疑って、検査をおすすめします。
https://higashiohdoorinaikaclinic-niigata.com/