ネットの発達により、誰もが簡単に様々な情報を共有できる時代ではありますが、自分自身にとって「正しい情報」を選択することが困難となっております。つまりその人にとって「正しい情報」でも自分自身に当てはまる「正しい情報」は意外と少ないわけです。
社会状況や人生観により情報の解釈は変わるという前提を忘れ、我々は様々な健康特集を見聞きし、情報におどらされてしまいます。
「健康診断を受けるとガンになる」とか…「睡眠導入剤で認知症になる」とか…「これが医療の新事実だ!」など…結局、センセーショナルな極論だけが話題になっています。
私のイメージの「医療」は常に地味で、泥臭く、結論は人それぞれであり、治療方針は同じ疾患でも別々です。現代医学の基本となりつつあるエビデンスも、統計のとり方一つで大きく変わり、やはり古典的な経験医学も大事なのだと思います。
もし雑誌やメディアで「衝撃的な事実!」をみつけ、少しでも疑問があるようなら、実践前に相談してください。
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