インフルエンザワクチン

お知らせ

インフルエンザの予防接種は任意、個別接種です。

接種対象者は①65歳以上の方、②60歳~64歳の方で、インフルエンザを罹患した場合に重篤になるケースです。①および②に該当していない方でも接種は可能ですが、個人の予防目的であり、自らの意思で接種を希望される方のみ(16歳以上)接種を行っております。

わが国のワクチンは孵化鶏卵で培養するため、卵アレルギーがある方は接種できません。またワクチンは不活性化されておりますが、体調の悪い方や過去にワクチン接種で体調を崩した方、過度の臓器機能不全に陥っている方の接種はできません。
ワクチンは生体外異物ですので、副反応がおこることがあります。軽症のものとしては、注射部位の発赤・腫脹・掻痒感・痛みを認めることがあります。そのほとんどは接種後72時間以内に消失します。ときに全身症状として発熱・関節痛・倦怠感・頭痛・じんましん・全身の掻痒感を認めることがありますが、そのほとんどは無治療で改善します。副作用を回避するためにも、接種後24時間は運動や飲酒は避けて下さい。

ワクチンの効果ですが、明確に言えることとして、一つは『インフルエンザに感染する確率が減る』ということです。インフルエンザワクチンの有効率は国によって違います。残念ながら日本では明確な情報公開はされておりません。もう一つは『感染しても軽症ですむ可能性が高くなり、肺炎などを合併する確率を下げる』ということです。しかしながら、現時点では合併症を完全に予防するまでの効果はなさそうです。

以上より、あくまでも個人の希望(意思の疎通ができないケースでは家族の希望という場合もあり得ますが)での接種となりますので、「会社や企業で接種するように言われたから」という理由では当院でのワクチン接種はできません。