自分の命は自分で守るしかない

院長コラム

「あなたの命は誰が守っているのか?それは、自分自身だけ。」
小さいころから母親に、そう言われてきました。
当時は、「親に守ってもらいたい」なんて甘えた気持ちもありましたが、今はその言葉の意味がよくわかります。自分の命は自分でしか、守れないのです。

5月末に緊急事態宣言が終わり、6月19日から県を超えての移動が許可されるとのこと。これだけウイルス感染が拡大し、死亡者が増えれば、多くの人は当たり前のように行動を改めます。なぜ、個人の行動を政府が管理するのか?団体規模が大きくなるほど、個人のコントロールは失われますので、やはり大元(日本政府)の指示で左右されることは理解できます。ですがあくまで命は個人です。
新潟での新規感染者が1か月出ていないとのことで、安全宣言を出している方もおりますが、行動緩和が増えてきており、そろそろそれも崩れるでしょう。さらに6月19日から2週間程度で東京都内での感染者増大が起こることが予想されます。コロナは消えません。そして、それは政府の責任ではなく、世の流れです。コロナ感染から、誰も守ってくれません。自分自身で感染しないようにしなければならないのです。

繰り返しますが、対策は2つです。
1つは徹底した手洗い。
新型コロナウイルスは接触感染が主体ですので、首から上を触る行為(食事、化粧、鼻をほじる、目をこする)の前に手洗いをしてください。さらにアルコールがあれば、ぜひ活用してください。
4月23日ケンブリッジ大学の研究チームが初期感染巣が鼻腔粘膜上皮細胞であると発表しました。特に外では鼻をいじらないようにしましょう。また電車の中での食事はかなり危険行為です。

もう1つは「不必要に他者と会わない」ことです。
これは結構なストレスですが、新型コロナウイルスは密閉空間ではエアロゾル化し、空気感染に近い状態で拡大していきます。もし相手が感染者であれば2m以内の密着で感染します。現在感染リスクが高い場所は、ホストクラブ・キャバクラ・カラオケとなっています。イベントが次々延期・中止されていますが、7月以降は緩和されていきます。イベント主催者もリスクを承知で行うことと思われますので、参加する方も覚悟して、対策をとって臨んでください。