新型コロナウイルス感染の療養期間

院長コラム

新型コロナウイルス感染の療養期間

新型コロナウイルス感染と診断された場合、5日間の自宅安静が推奨されています。ただし、これはウイルス排出期間が5日間というわけではありません。発症後6日以降では、感染者のウイルス排出は大幅に減少しますが、ゼロではありません。
新型コロナウイルス感染者のほとんどの方が軽症で済んでおり、過度に恐れる必要はなくなっています。しかしながら慢性的な心不全や腎不全になっている方や免疫抑制剤を使用している方々は、今も感染を契機に入院しています。療養期間が過ぎても、感染した方は他者と一緒に会食をしたり、マスク無しでスポーツなどをすることは、最低でも10日目以降でお願いします。